基板設計部1課のMです。
6月も下旬ともなると梅雨で毎日ムシムシして体にキビシイ季節です。
雨が降ると豪雨になったりとここ数年前から気候が極端になってきている感じがします。
特にこの季節は水害に注意が必要です。
この時期気分も下降しがちなのですが、私は車やバイクのレースが好きなので
6月といえばル・マン24時間耐久や今年は立て続けにニュル24時間耐久があり
毎週末楽しませてもらいました。
ル・マンの方はプロトタイプ車がメインなのでトップスピードも加速もめちゃくちゃ早いです。
それを公道主体のサーキットで下位カテゴリー車をオーバーテイクしながら
24時間全開走行する様はとても尋常ではありません。
(過去にはユノディエールで最高速405km/hなんて記録もありました。)
近年日本からの参戦はトヨタだけですが、以前は多種多様な日本車が出ていました。
中でも大昔に参戦したマツダサバンナRX-7(SA22C)が記録こそ残せませんでしたが
ルーフのポルシェみたいでかっこよく今でもお気に入りです。
もう一つのニュルブリンクリンクの方は市販車ベースのレーシングカーが主体です。
場所がドイツなのでドイツの自動車メーカーは全て参戦していました。
日本車は日産GT-Rを始めレクサス、スバルWRX STIやトヨタスープラなどが参戦していました。
海外のチームでしたがホンダシビックやトヨタ86なども走らせていました。
カテゴリーが30クラスくらいあるのでよく分かりませんが
下位クラスには普通の乗用車ベースの車種もいて
中でもタイのチームがトヨタC-HRというSUVで出ていたのにはびっくりしました。
今の世の中センシングによる電子制御が当たり前ですので
(弊社でも制御基板のアートワーク設計をしています。)
エンジンの燃調や点火タイミングの不調でブローなんて皆無ですが
まだキャブレターだった頃、メインスタンド付近と森が茂ったミュルサンヌ辺りとでは
空気中の酸素濃度が違っていて酸素濃度の濃い森の区間でよくエンジンブローしていたようです。
どちらが良いかは何とも言えませんが、電子制御が進むにつれ
人間のセンシング能力が鈍くなり、予兆というものを感じなくなってきていると思います。
自動車レースというのも最近では方向性が定まらずエコに行くのか
興行として派手なパフォーマンスに振るのか、今はどっちつかずの中途半端な状況に見えます。
その中でも耐久レースというのは技術的にも難しさがあり
興行的にもドラマ感があって(長丁場なので途中飽きますが)なかなか面白いと思います。
梅雨が明けて夏入りすると鈴鹿8耐があるので、来月また楽しく観戦しようと思います。
6月といえば
2019.06.28 | CATEGORY: ブログ