先週1週間お休みをいただき、フィリピンのセブ島という所へ行ってきました。
私は旅行へ行くと観光したりショッピングしたり、ビーチならダイビングしたりして
動き回るタイプですが、今回はホテルでのんびり滞在型の旅でした。
どれほどのんびりだったかというと、旅行中は機内食とホテル食しか食べてません(*^▽^*)
それでも半日の市内観光はしました。
その時にガイドさんからセブ島について説明があり、印象に残っていることを書きます。
フィリピンは3度他国に統治(侵略?)されたそうです。
一度目は、スペイン。
(探検家で有名なマゼランがセブ島に上陸し領主をキリスト教に改宗)
二度目は、アメリカ。
(第1次世界大戦)
三度目は、日本。
(第2次世界大戦)
日本人に話すにはとてもデリケートな内容だとは思いますが、きちんと順を追って
自分の考えを交えながら説明してくれました。
恥ずかしながら初めて知った事も多く、とても勉強になり考えさせられました。
セブ島とマクタン島(主にリゾートホテルはこちらの島)を繋ぐ2つの橋を通った時は、
「この橋は日本のODAで作ることができました、ありがとう。」と言われました。
きっと、戦後補償の一部なんだと思います。
笑顔でお礼を言われてしまい、申し訳ないというとても複雑な気持ちになりました。
もう一つは、現在のセブ島で生活している人たちの水準についての話でした。
サラリーをもらいながら仕事をしている人の、平均月給は3万円(15,000ペソ)。
これでは家族4人の場合、食べていくのがやっとで車も買う事が出来ず、ローンも組めないそうです(~_~;)
それよりも大変なのが農家の方々で、お金の余裕がなく、農耕機械の導入も遅れているため仕事が大変で
若者が農家になりたがらない、という負のスパイラルに陥っているそうです。
そこを何とかしようと、農耕機械を広めて効率よく農業を行い、収入を増やし、若者を呼ぶ方針を打ち出しているのが、あのドゥテルテ大統領なんだそうです!!
報道でよく目にするのは過激な部分が多いですが、政策はしっかりとされているんですね!!
麻薬に対しての厳しい措置も賛否あるようですが、フィリピンの治安は改善しているそうです。
そんな話を半日観光の移動中に聞くことができ、今後は浮かれた南国リゾート気分だけではなく、
その国をリスペクトした気持ちを持ちながら旅行をしなければいけないなと思いました。
真面目な話もあった旅行でしたが、大半は海やプールで遊び、
美味しいご飯を食べて、2キロ増というお土産付きで帰ってきました(+_+)
基板設計部、機構設計部、総務部の皆様、お休みありがとうございました!
総務課Nでした♪