唐突ですが、お赤飯って何で作りますか?
私はいままで、「小豆(あずき)」でしか作られてものを食べたことがなく
それ以外の赤飯なんて世の中に存在するとは思ってもみませんでした。
そしてこのたび、「ささげ豆」を手に入れたので赤飯を作ってみました。
人生で初めて!!
小豆よりしっかりとした豆感で、形も崩れることなく
色も鮮やかについて、そして何より美味しかったです♪
調べてみると、やはり地域によってつくられる赤飯に違いがあるようです。
北海道や青森県の一部では、甘納豆を
千葉県では落花生が使われることもあるようです。
そして今回私が作った、ささげ豆を赤飯に使うのは関東地方なんだそうです。
江戸時代、皮の薄い小豆が銅の部分で割れて真っ二つになると、
「切腹」を連想させるということで縁起が悪いので
皮の厚い「ささげ豆」が使われるようになったそうです。
その風習が受け継がれているんですね。
地域によって食文化が違い、とても楽しめます(*^▽^*)
ちなみに赤飯に乗っている「南天の葉」は、「難を転ずる」という
意味にとれ、縁起物として添えられているようです。
そのうえ、南天の葉に含まれるアルカロイドのナンジニンが殺菌・防腐効果があるそうです。
南天の実にはナンテラニンという咳止め効果のある成分も含まれているようです。
そういえば、のど飴にもありましたね^^
縁起もいいし、効果もあるなんて南天は万能です♪
赤飯から南天の話になってしまいましたが、
もし「ささげ豆」を見かけたら、ぜひ赤飯を作ってみてください。
おいしいですよ~♪
赤飯大好き 総務課 Nでした。