毎年この時期になると諏訪湖に御神渡りができているかどうかという
話題になります。
御神渡りとは
諏訪湖独特の冬の自然現象で、全面結氷した湖面の氷が一日の寒暖差により
膨張と収縮を繰り返し氷が裂け、その裂け目が山のようにせり上がる現象です。
近年、暖冬から全面結氷する日が減り、御神渡りの確認できない年(『明けの海』と言う)が増えています。
御神渡りの方向から農作物のでき方やその年の天候などを占い、
その結果を諏訪大社に報告し、諏訪大社より宮内庁に事上げ、
気象庁に報告が行われているそうです。
このため、八劔神社では毎年冬の期間に諏訪湖を観測しており、
その記録は1443年から約600年分にも及ぶそうです。
諏訪湖の南側に諏訪大社上社が、北側に諏訪大社下社の境内地があり、
御神渡は上社の男神であるタケミナカタノカミ(建御名方神 )が、
下社の女神であるヤサカトメノカミ(八坂刀売神)のもとへ会いに行く際に、
諏訪湖を渡った足跡であると言われています。
ロマンチックですね~(⋈◍>◡<◍)。✧♡
そんな伝説から、御神渡りができない年は「明けの海」と呼ばれ、
地元では「明けの海」の知らせを聞くと”今年は浮気してるねえ”などと言う人もいるとか。
今年は4年ぶりの「御神渡り」出現に期待が高まっている諏訪湖では先日、
「御神渡り」の兆候となる氷のせり上がりが確認されました。
私もニュースでは見たことがありますが、実際見たことがないので
一度は見てみたいなと思っている総務課のUでした。